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教育活動への資金助成
趣 旨
青少年にとって高等学校での教育期間は、「自己の可能性」を探求しその資質を伸ばす、大変重要な期間といえます。 しかし、公立学校では、制度や予算、時間的な関係などから、生徒への教育活動に制約が生じることがままあります。
本法人は設立の当初から、高等教育のための助成活動を幅広く行うことを目指して参りました。このため、本法人では次の内容の助成事業を行います。

事業内容
1. 東京都立日比谷高等学校その他東京都立高等学校の生徒の教育活動に対する助成 (定款4条1項3号)
公益法人法が定める「教育、スポーツ等を通じて国民の心身の健全な発達に寄与し、または豊かな人間性を涵養することを目的とする事業」として、東京都立日比谷高校その他都立高校の生徒や関係者(PTA、卒業生等)が行う課外教育活動に対し、資金助成を行います。
公益財団法人星陵会 助成金支給規程 (PDF)
2. 東京都立日比谷高等学校生徒に対する奨学・育英に関する事業 (定款4条1項4号)
家庭の経済的事情により学資金の支弁が困難となった生徒に対し、事態が改善されるまでの間、奨学金を給付して就学の継続を支援します。
これは公益法人法が定める「児童または青少年の健全な育成を目的とする事業」に該当します。
奨学金は、本法人の定める奨学金給付規程により奨学生を選定し給付します。
公益財団法人星陵会 奨学金給付規程 (PDF)
3. 東京都立日比谷高等学校創立百周年記念資料館の教育等関係資料の保存管理に対する助成
     (定款4条1号5号)
東京都立日比谷高等学校敷地の一隅にある「創立百周年記念資料館」には、旧東京府が全国に先駆けて創った高等教育の場「旧東京府立中学校」以来140年にわたる関連資料が、戦災や天才をかいくぐって保存されています。
これら資料の中には、著名な卒業生が残した多くの貴重な書画、文書等も含まれており、教育文化遺産に該当するものばかりです。しかしながら、公立高等学校にはこれらの保存管理に向ける人員も予算もないため、卒業生と元教員を中心にしたボランティアが保存管にあたる状況が続いています。
本法人では、公益法人法が定める「文化及び芸術の振興を目的とする事業」として、この創立百周年記念資料館にある教育関係資料の保存管理に必要な資金の一部を助成します。